俺はもともと男に興味なんて一切なかった。普通の男と何ら変わりなく、巨乳でかわいい女が大好きだった。もちろん彼女もいたし、たまにナンパをしてセックスをしたりもした。そんな俺がバイセクシャルだという事に気が付いたのは大学3年の冬のことだった。

 

俺は幼い頃からずっと野球をやっていて、大学でも野球部に所属して青春を謳歌していた。男だらけの体育会系なのでかなりむさっ苦しい青春だった。しかし女にはすこぶるモテた。応援に来るチアリーダーだったり、野球部目当てに合コンをセッティングする女が山ほどいたので、出会いはたくさんあった。そのため自慢じゃないが女に不自由はしなかった。しかし3年の冬、4年生の引退試合の打ち上げの席で、当時キャプテンだった先輩に口説かれた。その先輩にはもともとゲイ疑惑があったのだが確信はなかった。だけど俺が入部してから3年間、ずっと俺のことが好きだったらしい。酒に酔った勢いも借りて俺を口説き始めた。

 

最初は当然拒んでいた。しかし酔いつぶれたその先輩を俺が家まで送ることになってしまい、仕方なくタクシーで家まで送った。部屋の中まで先輩を連れて行くと、ベッドに強引に押し倒されてそのまま初体験を済ませてしまった。押し倒された時は気持ち悪いと思ったんだが、されるがままに抱かれると、不思議と悪い気がしなかった。いやむしろ女とセックスする時と同じくらいの快感を得ていた。この時俺のバイセクシャル人生の幕が開いた。

 

女との出会いがたくさんあったので、多くの女と浮名を流したが、まさか自分がゲイの男に開拓されて、しかも自らがハマってしまうとは思ってもみなかった。その先輩との関係は一度きりで終わったが、癖になってしまった俺は、就職してからもゲイの男との出会いがあれば度々関係を持つようになった。しかし今ではそんな出会いは皆無。久々にゲイの男と体の関係を持ちたいと思うようになった。